太陽系の惑星の覚え方と順番は「水金地火木土天海」|8惑星を忘れないコツ

太陽系の惑星の覚え方と順番は「水金地火木土天海」|8惑星を忘れないコツ
太陽系の惑星の覚え方と順番は「水金地火木土天海」|8惑星を忘れないコツ
太陽系の惑星と衛星

太陽系の惑星の順番を聞かれて、「水金地火木土天……その次は何だっけ?」「冥王星は入るの?」と迷う人は少なくありません。現在の太陽系の惑星は8個で、太陽に近い順に水星、金星、地球、火星、木星、土星、天王星、海王星です。

覚え方の定番は、頭文字をつなげた「水金地火木土天海」です。ただ唱えるだけでも覚えられますが、4個ずつ区切ったり、それぞれの特徴と結びつけたりすると記憶が安定します。ここでは順番の覚え方から冥王星が入らない理由、学校で混同しやすい用語までわかりやすく整理します。

  1. 太陽系の惑星の順番と覚え方は「水金地火木土天海」
    1. 太陽から近い順に8個を一覧で確認
    2. 「水金地火木土天海」は惑星名の頭文字
    3. 「どてんかい」と「どってんかい」はどちらで覚える?
  2. 太陽系の惑星を忘れにくくする覚え方
    1. 4個ずつ「水金地火/木土天海」に分ける
    2. 太陽から外側へ並ぶ絵を頭に作る
    3. 惑星ごとの「一言イメージ」を結びつける
    4. 最後は見ないで書けるか確認する
  3. 8つの惑星の特徴を順番とセットで覚えよう
    1. 1番目の水星・2番目の金星
    2. 3番目の地球・4番目の火星
    3. 5番目の木星・6番目の土星
    4. 7番目の天王星・8番目の海王星
  4. 冥王星はなぜ惑星の順番に入らないのか
    1. 2006年から太陽系の惑星は8個になった
    2. 昔の「水金地火木土天海冥」を今は使わない
    3. 準惑星は「小さな惑星」という意味ではない
  5. 惑星をグループで理解すると順番も覚えやすい
    1. 水星から火星までは地球型惑星
    2. 木星・土星はガス巨大惑星、天王星・海王星は氷巨大惑星
    3. 「内惑星」は水星・金星、「外惑星」は火星以遠
  6. 太陽系の惑星の順番でよくある疑問
    1. 太陽や月は惑星に入らないの?
    2. 惑星の順番と大きさの順番は同じ?
    3. 惑星は動くのに順番が変わらないの?
    4. 子どもに教えるならどの覚え方がいい?
  7. 太陽系の惑星の覚え方と順番をまとめると「水金地火木土天海」

太陽系の惑星の順番と覚え方は「水金地火木土天海」

最初に結論を押さえると、太陽系の惑星は太陽に近い順に水星→金星→地球→火星→木星→土星→天王星→海王星です。それぞれの最初の漢字を並べると「水金地火木土天海」になります。

覚え方は「すい・きん・ち・か・もく・ど・てん・かい」。現在は冥王星を入れず、8個で覚えるのが正解です。

太陽から近い順に8個を一覧で確認

まずは番号と惑星名を対応させましょう。英語名も一緒に見ると、資料や図鑑を読むときにも役立ちます。

順番 惑星 英語名 覚える目印
1 水星 Mercury 太陽に最も近い
2 金星 Venus 地球のすぐ内側
3 地球 Earth 私たちが住む惑星
4 火星 Mars 赤く見える
5 木星 Jupiter 8惑星で最大
6 土星 Saturn 目立つ環がある
7 天王星 Uranus 自転軸が大きく傾く
8 海王星 Neptune 太陽から最も遠い惑星

JAXA宇宙科学研究所のキッズサイトでも、太陽系の惑星はこの8個とされています。NASAも同じ8惑星を、MercuryからNeptuneまで太陽に近い順に示しています。

「水金地火木土天海」は惑星名の頭文字

「水金地火木土天海」は、意味のある文章を使った語呂合わせではありません。水星の「水」、金星の「金」、地球の「地」というように、惑星名の先頭だけを太陽からの順番どおりにつないだものです。

だからこそ、覚えるときは文字列だけでなく、必ず「水=水星」「金=金星」「地=地球」と正式名称まで言えるようにしておくことが大切です。テストで「第6惑星を答えなさい」と聞かれた場合も、「水金地火木土」と6番目まで数えれば土星だと判断できます。

「どてんかい」と「どってんかい」はどちらで覚える?

声に出すと「すいきんちかもくどてんかい」と読む人もいれば、「すいきんちかもくどってんかい」のように小さな「っ」を入れて唱える人もいます。暗記の目的は惑星の順番を正しく再現することなので、自分が言いやすいリズムで構いません。

書くときは正式な惑星名の頭文字を並べた「水金地火木土天海」として覚えておけば迷いません。発音の細かな違いよりも、8文字と8惑星を正確に対応させることを優先しましょう。

太陽系の惑星を忘れにくくする覚え方

「水金地火木土天海」を何度も唱えるだけでも短期的には覚えられますが、数日たつと途中が抜けることがあります。順番を確実に定着させたいなら、文字のまとまり、位置のイメージ、惑星の特徴を組み合わせるのが効果的です。

4個ずつ「水金地火/木土天海」に分ける

8個を一度に覚えにくい場合は、「水金地火」と「木土天海」の4個ずつに区切ります。前半は水星・金星・地球・火星、後半は木星・土星・天王星・海王星です。4文字の塊を2つ覚える感覚にすると、途中で順番が抜けにくくなります。

この区切りには天文学的にも意味があります。NASAは太陽に近い4惑星を岩石質の地表を持つterrestrial planetsとして説明し、外側には木星・土星のガス巨大惑星と天王星・海王星の氷巨大惑星があるとしています。「前半4個は岩石質、後半4個は巨大惑星」と関連づけると、単なる8文字より思い出しやすくなります。

太陽から外側へ並ぶ絵を頭に作る

順番は文字だけでなく、太陽を左端に置き、その右へ8惑星が並ぶ図として覚える方法もあります。「太陽→水星→金星→地球→火星」とまず地球周辺まで思い浮かべ、その外側に「木星→土星→天王星→海王星」と続けます。

特に地球を基準点にすると便利です。地球より太陽側に水星と金星があり、地球の外側に火星、そのさらに外側に巨大な木星と土星が続く、と位置関係をつなげられます。順番問題だけでなく、内惑星・外惑星を考えるときにも使える覚え方です。

惑星ごとの「一言イメージ」を結びつける

名称だけが並ぶと記憶が曖昧になりやすいため、それぞれに一つだけ特徴を付けてみましょう。「太陽に最も近い水星」「明るく見えやすい金星」「住んでいる地球」「赤い火星」「最大の木星」「環の土星」「横倒しに近い天王星」「一番外側の海王星」という具合です。

特徴を一度にたくさん覚える必要はありません。最初は一惑星一特徴で十分です。名前を聞いた瞬間に絵や色、位置が浮かぶようになると、順番の文字列を忘れてもイメージから復元しやすくなります。

最後は見ないで書けるか確認する

暗記では「見ればわかる」と「何も見ずに言える」は別です。覚えた直後に紙へ「水金地火木土天海」と書き、その下に水星から海王星まで正式名称を書いてみましょう。翌日にも同じことをすると、定着しているか確認できます。

さらに「4番目は?」「木星の一つ内側は?」「海王星の二つ内側は?」のように途中から答える練習をすると、ただ唱えるだけの記憶から、順番を使える知識へ変わります。

最短で覚えるなら「水金地火/木土天海」と4個ずつ区切って3回唱え、最後に何も見ず8惑星を書き出す方法がおすすめです。

8つの惑星の特徴を順番とセットで覚えよう

惑星の順番だけを丸暗記するより、それぞれがどんな天体なのかを知ると記憶に残りやすくなります。ここでは細かな数値を詰め込まず、「何番目の惑星か」と代表的な特徴をセットで整理します。

1番目の水星・2番目の金星

水星は太陽に最も近い第1惑星で、8惑星の中で最も小さい惑星でもあります。「水金」の先頭2個は地球より内側の軌道を回っているため、地球から見ると太陽から大きく離れて見えることがありません。

金星は第2惑星で、大きさは地球に比較的近いものの、厚い二酸化炭素の大気に覆われています。地球から非常に明るく見えることがあり、「明けの明星」「宵の明星」と呼ばれてきました。「太陽の近くに水星、その外側に明るい金星」とイメージすると、水星と金星の順番を取り違えにくくなります。

3番目の地球・4番目の火星

地球は太陽から3番目で、私たちが暮らしている惑星です。順番を思い出すときは、地球を真ん中の基準として使えます。「地球の内側に金星、さらに内側に水星。地球の外側に火星」と考えれば、最初の4惑星を位置関係で再現できます。

火星は第4惑星です。表面に酸化鉄を多く含むため赤っぽく見え、「赤い惑星」として知られています。ここまでの水星・金星・地球・火星は、固体の岩石質の表面を持つ地球型惑星です。「水金地火」で前半4個が終わると覚えると区切りが明確になります。

5番目の木星・6番目の土星

木星は第5惑星で、太陽系の8惑星の中で最大です。その次の土星は第6惑星で、木星に次いで大きく、氷や岩石の粒などからなる壮大な環でよく知られています。2つとも主に水素やヘリウムを中心とする巨大惑星です。

「前半の岩石惑星4個が終わったら、一番大きな木星が5番目に登場し、その次が環の土星」と物語のようにつなぐと、「木」と「土」の並びを覚えやすくなります。順番と大きさの順位は同じではありませんが、木星が最大、土星が2番目に大きい点は覚える手がかりになります。

7番目の天王星・8番目の海王星

天王星は第7惑星、海王星は第8惑星です。天王星は自転軸が公転面に対して大きく傾いていることで知られ、横倒しに近い姿勢で自転しているように見えます。海王星は現在の8惑星の中で太陽から最も遠い位置を公転しています。

この2つはNASAなどで「ice giants(氷巨大惑星)」と呼ばれ、木星・土星とは内部組成に違いがあります。暗記では「最後は天・海」とひとまとまりにし、「天王星の外側に海王星、その先には惑星としての冥王星はない」と覚えると現在の分類に対応できます。

冥王星はなぜ惑星の順番に入らないのか

大人の中には「水金地火木土天海冥」や「水金地火木土天冥海」と覚えた人もいます。これは記憶違いとは限りません。冥王星はかつて太陽系の第9惑星とされていましたが、2006年に国際天文学連合(IAU)が惑星の定義を決めたことで、現在は準惑星に分類されています。

2006年から太陽系の惑星は8個になった

国立天文台の「惑星の定義とは?」では、太陽系の惑星を水星、金星、地球、火星、木星、土星、天王星、海王星の8つと明記しています。冥王星はdwarf planet、日本語では「準惑星」です。

惑星と認められるには、太陽の周りを回っていること、自己重力によってほぼ球形になっていることに加え、軌道周辺で重力的に支配的な天体になっていることなどが基準になります。冥王星は現在、この惑星の条件をすべて満たす天体としては扱われていません。

昔の「水金地火木土天海冥」を今は使わない

2006年より前は冥王星も惑星に数えられていたため、「水金地火木土天海冥」と9個で覚えた世代がいます。さらに冥王星は離心率の大きな軌道を回っており、1979年から1999年ごろには冥王星のほうが海王星より太陽に近くなる時期がありました。そのため「天冥海」という並びを記憶している人もいます。

ただし、現在の学校学習や一般的な太陽系の惑星一覧で答えるなら、冥王星を含めない8惑星です。今覚えるべき並びは「水金地火木土天海」で止めると考えてください。

準惑星は「小さな惑星」という意味ではない

「準惑星」という名前から、惑星の小さい版だと思われることがありますが、現在の分類では惑星と準惑星は別のカテゴリーです。国立天文台も「準惑星は惑星か?」という問いに対して「惑星ではない」と説明しています。

冥王星以外にも、ケレス、エリス、ハウメア、マケマケなどが準惑星として知られています。したがって「太陽系にある丸い天体を全部順番に並べる」ことと、「太陽系の惑星8個を並べる」ことは同じではありません。

古い教材や昔の記憶では冥王星が9番目の惑星として出てくることがあります。現在の問題で「太陽系の惑星」を答える場合は、冥王星を含めない8個が基準です。

惑星をグループで理解すると順番も覚えやすい

「水金地火木土天海」は暗記に便利ですが、8個を性質ごとのグループとして理解するとさらに整理しやすくなります。特に「地球型惑星」と巨大惑星の違い、そして日本語の「内惑星・外惑星」の意味は押さえておきたいポイントです。

水星から火星までは地球型惑星

水星、金星、地球、火星の4個は、主に岩石や金属からなる固体表面を持つため「地球型惑星」と呼ばれます。「水金地火」の4文字がそのまま一つのグループになるので、順番暗記と相性がよい分類です。

太陽系ができた初期、太陽に近い高温の領域では岩石質の物質が残りやすく、内側の4惑星は岩石を主体とする惑星になりました。順番だけでなく形成の背景まで知ると、「なぜ最初の4個が似たグループなのか」を理解できます。

木星・土星はガス巨大惑星、天王星・海王星は氷巨大惑星

木星と土星は非常に大きく、水素やヘリウムを多く含む「ガス巨大惑星」とされます。天王星と海王星も巨大惑星ですが、水やアンモニア、メタンなどに由来する成分の割合が比較的多く、「氷巨大惑星」と区別されます。

つまり8惑星は、覚えるうえでは「岩石質4個/巨大惑星4個」、もう少し詳しく見るなら「地球型4個/ガス巨大惑星2個/氷巨大惑星2個」と整理できます。「水金地火/木土/天海」という4・2・2の分け方も、特徴と順番を同時に覚えたい人には便利です。

「内惑星」は水星・金星、「外惑星」は火星以遠

ここは混同しやすいところです。英語の一般向け資料では水星から火星までの4個を「inner planets」と呼ぶ例がありますが、日本の天文学で地球から見た位置関係を表す「内惑星」は、地球より内側を公転する水星と金星を指します。

反対に「外惑星」は地球より外側を公転する火星、木星、土星、天王星、海王星です。国立天文台の暦計算室でも、水星・金星を内惑星、地球の外側に位置する惑星を外惑星と説明しています。「地球型惑星4個」と「内惑星2個」は同じ分類ではないため、テストでは言葉を取り違えないようにしましょう。

「水金地火」の4個は地球型惑星ですが、「内惑星」と呼ぶのは水星と金星です。分類の基準が違うため、ここを分けて覚えると混乱しません。

太陽系の惑星の順番でよくある疑問

順番を覚えると、「太陽や月はなぜ入らないのか」「大きい順も同じなのか」といった疑問が出てきます。覚え方を丸暗記で終わらせず、何を基準に並べているのかを確認しておくと応用問題にも対応しやすくなります。

太陽や月は惑星に入らないの?

太陽は惑星ではなく恒星です。太陽系の中心にあり、自ら光と熱を放っています。惑星は太陽の周りを公転している天体なので、「水金地火木土天海」の中に太陽は入りません。

月も惑星ではありません。月は地球の周りを公転する「衛星」です。したがって「太陽系の天体」を広く考えると太陽や月も仲間ですが、「太陽系の惑星の順番」と聞かれたら8惑星だけを答えます。

惑星の順番と大きさの順番は同じ?

同じではありません。「水金地火木土天海」は太陽から近い順です。大きさ順ではありません。8惑星を直径の大きい順に見ると、木星、土星、天王星、海王星、地球、金星、火星、水星となります。

特に水星は太陽に一番近いものの、8惑星では最小です。一方、木星は太陽から5番目ですが最大です。問題文に「太陽から近い順」「大きい順」「質量の大きい順」など、何の順番かが書かれているので、基準を先に確認しましょう。

惑星は動くのに順番が変わらないの?

惑星はそれぞれ太陽の周りを公転しているため、空で見える位置関係は日々変化します。しかし「水星、金星、地球……」という並びは、各惑星の太陽からの軌道の位置関係をもとにした順番です。8惑星では、水星の軌道が最も内側で、海王星の軌道が最も外側にあります。

そのため「今夜の空で左からどの順番に見えるか」と「太陽から近い順」は別の話です。覚えるときは、惑星が一直線に固定されていると考えるのではなく、入れ子状の軌道をそれぞれ回っているイメージを持つと正確です。

子どもに教えるならどの覚え方がいい?

小学生など初めて覚える段階では、長い説明より「太陽から近い順に8個」「水金地火木土天海」の2点を先に定着させるのがおすすめです。次に惑星カードや手書きの丸を並べ、水星から海王星まで指さしながら唱えると、音と位置が結びつきます。

慣れてきたら「一番大きいのは?」「環で有名なのは?」「地球の一つ外側は?」とクイズにすると、順番と特徴を一緒に確認できます。知識を増やす順序を「8個の名前→並び→代表的な特徴」とすると、情報を詰め込みすぎず理解しやすいでしょう。

「冥王星は?」と聞かれたら、「昔は惑星だったけれど、2006年からは準惑星。だから今の惑星の順番には入れない」と説明すると、古い覚え方との違いも理解しやすくなります。

太陽系の惑星の覚え方と順番をまとめると「水金地火木土天海」

まとめ
まとめ

太陽系の惑星は、太陽から近い順に水星、金星、地球、火星、木星、土星、天王星、海王星の8個です。覚え方は、それぞれの頭文字を並べた「水金地火木土天海」が最もシンプルです。

覚えにくいときは「水金地火/木土天海」と4個ずつ区切り、前半は岩石質の地球型惑星、後半は巨大惑星と関連づけてみましょう。さらに「最大の木星」「環の土星」「一番外側の海王星」など一言の特徴を加えると、順番を思い出す手がかりが増えます。

現在は冥王星を含めず、8惑星で覚えることが重要です。 まず「すい・きん・ち・か・もく・ど・てん・かい」と声に出し、最後に何も見ず8つの正式名称を書けるか試してみてください。

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